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コラム

あ・ら・か・る・と

人生の肥前山口

タイトルに説明がいるだろう。肥前山口はJR長崎線で、長崎行きと佐世保行きの分岐点になっている駅の駅名である。農村を背景にした駅だから、分岐点という以外、これという特色はない。しかし、この駅は私にとっては人生の分岐点だった。 学徒動員 毎年8月9日が近づくと、私は伊東誠二君のことを思い出す。 そして、…

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西鉄コンドルス

ことしのパリーグは福岡をフランチャイズとするソフトバンクホークスが優勝をさらった。 優勝の決まった日に私はたまたま福岡にいた。不況下の地方都市の習いとはいえ、博多の町にも不景気風の吹いていると感じたのだが、ホークスの優勝で優勝特別セールがはじまると商店街はみるみる活気づき、閑散としていた中洲の飲み…

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ナゼ博多駅?

九州の福岡に出張するとき、航空便だとチケットは「福岡」行きなのに、新幹線の切符は「博多」行きになる。 東京、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島と新幹線の停車する主要都市の駅名はどこも行政上の市名と一致するのに、どうして福岡は「博多駅」なのだろう。まあ、「博多」行きで格別に不自由はないし、なれっこに…

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電気自動車物語

三菱自動車がアイミーブ、富士重工はプラグインステラを自治体、電力会社向けに発売して、いよいよ電気自動車の時代がはじまった。 両社は来年度から、一般向けにも発売するということである。 ものめずらしさもあって、予約販売は好調のようだが、一般むけの電気自動車販売がそうすいすいとはゆくまいという見方…

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ねんきん特別便とシュークリーム

「月とすっぽん」のようなタイトルだが、ねんきん特別便が、思いもかけず。忘却の彼方にあった50年前の出来事を思いおこさせてくれた。年金世代になって「人生いろいろ」としみじみ思う。(k) 配達されたねんきん特別便 昨春、社会保険庁の年金記録をめぐっての論議がテレビ、新聞をにぎわしていたころ、関係はない…

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月面硬化剤

人間に寿命があるのと同じで、商品にも寿命がある。寿命が何年かは、需要先、業界、商品のジャンルによってまちまちで、はっきりした根拠があるわけではないが、われわれが関連する工業用品でも技術の進歩が早いから、せいぜい5~10年くらいだろうというのが通説である。 ところで、当社にその通説に逆らって、30年…

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パチンコ台再生剤

前回、30年前から当社で販売しているさびとり剤のサベットが、NASAで月面硬化剤として開発され、事情あって月へ行けず、さびとり剤に転用されて、日本にやってきたいきさつにふれたが、この記事を読んで、「いやぁなつかしい。サベットには世話になりました」と電話をしてこられた方がある。日本で最初に輸入したのは…

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馬込放送局

東京に文士村と呼ばれる場所が2箇所ある。一つはJR山手線田端駅西側の田端文士村で、もひとつが京浜東北線大森駅北側の馬込文士村である。村といってももちろん行政上の村ではなく、文士や画家など、いわゆる文化人がまとまって住んだ場所ということである。歴史は田端文士村が古く、明治末期から文士、画家が住みはじ…

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世界統一のうた (2002年9月記)

ニューヨークで同時多発テロが発生してから一年すぎた。 このテロで、かつて富士銀行馬込支店に勤務し、仕事の関係で面識のあった一人の前途有為な銀行員が死んだ。この小文は彼へのレクイエムである。 テロの直後、貿易センタービルで被害にあった日本人ビジネスマンの名前が発表され、富士銀行関係の行方不明者の中に小…

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ときの変化

カクソデ サスペンスものにでてくる「デカ」はハンサムで家庭想いだが、明治、大正のデカは目つきが悪く、陰湿なのが通り相場だった。そのころの刑事巡査は十手こそ持たなかったが、おかっぴきの延長で、角袖といわれる上っ張りに鳥打帽といったいでたちでにらみをきかした。 「角袖」を着ているから、「カクソデ」、それ…

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ときのぬくもり

黒く染める 金属黒染剤というときの「黒染」は染料で黒く染めるのではなく、化学反応による金属処理だから、正確にいえば誤った表現である。しかし、100年近く前から使われている職場用語として、すぐに理解してもらえるし、なんとなくあたたかく、親しみがもてるので、正しくないことはわかっているが、そのまま使って…

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